孟子 / 離婁章句下
孟子曰、西子蒙不潔、則人皆掩鼻而過之。雖有惡人、齊戒沐浴、則可以祀上帝。
新字:孟子曰、西子蒙不潔、則人皆掩鼻而過之。雖有悪人、斉戒沐浴、則可以祀上帝。
書き下し
孟子曰く、「西子も不潔を蒙らば、則ち人皆鼻を掩いて之を過ぎん。惡人有りと雖も、齊戒沐浴すれば、則ち以て上帝を祀る可し。」
現代語訳
孟子は言った。 「あの美人で有名な西施でも、汚物まみれの帽子を頭にかぶっていれば、側を通り過ぎる人は皆鼻をつまんで避けて通るだろう。醜悪な人でも斎戒沐浴して心身を清めれば、天帝の祭りに奉仕することが出来るのである。」
解説
どんなに外見が美しくても、不潔であれば人は避けて通ります。逆に、容姿に自信がない人でも、心身を清潔に保ち、誠実な態度でいれば、神聖な場に出ることもできます。これは、生まれ持った素質や外見よりも、日々の心がけや自分を清く保つ努力の方がずっと重要であるという教えです。仕事や対人関係でも、外見を取り繕うことより、内面の誠実さや清潔感が信頼を生みます。
この章句が説くこと
清潔誠実さ内面心がけ
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