孟子 / 離婁章句下
孟子曰、大人者、不失其赤子之心者也。
書き下し
孟子曰く、「大人なる者は、其の赤子の心を失わざる者なり。」 <語釈> ○「大人」、趙注:大人は君を謂う。これに因れば、「大人」は国君を指しているが、前節に続き、広義に大人物と解釈し、具体的には国君であると解釈しておくのがよいだろう。
現代語訳
孟子は言った。 「大人物は、赤子のような純粋な心を失わないものである。」
解説
大人は社会的地位や経験を積んでも、純真無垢な赤子のような心を忘れないものです。現代のビジネスや人間関係においても、打算や損得勘定ばかりにとらわれるのではなく、素直な心や初心を持ち続けることが信頼や自己の成長に繋がります。経験を重ねるほど、自分の中にある純粋な思いを大切に育てていくことが重要です。