孟子 / 離婁章句上
孟子謂樂正子曰、子之從於子敖來、徒餔啜也。我不意、子學古之道、而以餔啜也。
新字:孟子謂楽正子曰、子之従於子敖来、徒餔啜也。我不意、子學古之道、而以餔啜也。
書き下し
孟子、樂正子に謂いて曰く、「子之の子敖に從いて來たるは、徒に餔啜するなり。我意わざりき、子、古の道を學びて、而も以て餔啜せんとは。」
現代語訳
孟子は弟子の樂正子に言った。 「お前が子敖に従ってやって来たのは、ただ飲食のためか。私は思ってもいなかった、お前が古の聖人の道を学びながら、それを活かしもしないで、飲食の為だけに行動するとは。」
解説
学びや知識は、実生活で活かしてこそ意味があります。立派な理論や道徳を学んでいても、日々の行動が目先の利益や欲望に振り回されていては、せっかくの学びが台無しになってしまいます。現代の仕事や生活においても、得た知識やスキルを自分の信念に基づいた価値ある行動に変えることが求められます。周囲に流されず、自分の学んだ正しい道を日常生活の中で実践していく姿勢が大切です。