貞観政要 / 規諫太子
貞觀十四年,太子詹事於志寧,以太子承乾廣造宮室,奢侈過度,耽好聲樂,上書諫曰:
新字:貞観十四年,太子詹事於志寧,以太子承乾広造宮室,奢侈過度,耽好声楽,上書諫曰:
書き下し
貞観十四年、太子詹事于志寧は、太子承乾の広く宮室を造り、奢侈度を過ぎ、声楽を耽好するを以て、書を上りて諫めて曰く、
現代語訳
貞観十四年、太子詹事の于志寧は、太子承乾が広く宮殿を造り、奢侈が度を越し、音楽に耽っているのを見て、上書して諫めた。
解説
于志寧が、張玄素とは別に諫めます。同じ問題に、複数の人が、それぞれの言葉で諫めている。一人が黙れば、次の一人が言う。この連なりがあるから、記録が残りました。誰も言わなくなった時、初めて組織は終わります。