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易経 / 説卦

離為火,為日,為電,為中女,為甲胃,為戈兵。其於人也,為大腹。為乾卦,為鱉,為蟹,為蠃,為蚌,為龜。其於木也,為科上槁。艮為山,為徑路,為小石,為門闕,為果蓏,為閽寺,為指,為狗,為鼠,為黔喙之屬。其於木也,為堅多節。兌為澤,為少女,為巫,為口舌,為毀折,為附決。其於地也,為剛鹵。為妾,為羊。

新字:離為火,為日,為電,為中女,為甲胃,為戈兵。其於人也,為大腹。為乾卦,為鱉,為蟹,為蠃,為蚌,為龜。其於木也,為科上槁。艮為山,為径路,為小石,為門闕,為果蓏,為閽寺,為指,為狗,為鼠,為黔喙之属。其於木也,為堅多節。兌為沢,為少女,為巫,為口舌,為毀折,為附決。其於地也,為剛鹵。為妾,為羊。

書き下し

離は火と為し、日と為し、電と為し、中女と為し、甲冑と為し、戈兵と為す。其の人に於けるや、大腹と為す。乾卦と為し、鱉と為し、蟹と為し、蠃と為し、蚌と為し、龜と為す。其の木に於けるや、科ありて上槁ると為す。艮は山と為し、徑路と為し、小石と為し、門闕と為し、果蓏と為し、閽寺と為し、指と為し、狗と為し、鼠と為し、黔喙の屬と為す。其の木に於けるや、堅くして節多しと為す。兌は澤と為し、少女と為し、巫と為し、口舌と為し、毀折と為し、附決と為す。其の地に於けるや、剛鹵と為す。妾と為し、羊と為す。

現代語訳

離は火にあて、日にあて、いなずまにあて、中女にあて、よろいかぶとにあて、ほこや武器にあてる。人についていえば、腹の大きいことにあてる。乾いた卦とし、すっぽん、かに、巻貝、はまぐり、かめにあてる。木についていえば、うろがあって上が枯れたものにあてる。艮は山にあて、細い小道にあて、小石にあて、門やもんがまえにあて、木の実や草の実にあて、門番にあて、指にあて、犬にあて、ねずみにあて、くちばしの黒い鳥のたぐいにあてる。木についていえば、堅くて節の多いものにあてる。兌は沢にあて、少女にあて、みこにあて、口先の言葉にあて、こわれ折れることにあて、付いたり離れたりすることにあてる。土地についていえば、堅く塩けの多い土にあてる。めかけにあて、羊にあてる。

解説

離・艮・兌の象がまとめて並びます。離は火であり日であり、外は堅く中は空ろな甲羅を持つものです。芯にあるのは、外に付き添って明るく照らすという性格で、明らかにする力であると同時に、乾いて中身が枯れる危うさも併せ持ちます。艮は山であり、小道であり、門であり、堅く節の多い木です。芯にあるのは止まること、区切ること。だから門番や境界を示すものが集まります。兌は沢であり、口舌であり、こわれ折れることであり、付いたり離れたりすることです。芯にあるのは喜ばせることですが、それは同時に言葉の軽さや傷つきやすさにもつながります。世界を八つの働きで分類する思考法は、こうして明るさ・区切り・喜びのそれぞれに、光と影を同居させて描きます。人でも組織でも、長所の裏には必ず同じ根から出た短所がある。象の列挙は、その道理を繰り返し確かめる作業です。

この一句を、あなたの毎日に。

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