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伝習録 / 黄省曾録

或問「異端」。先生曰:「與愚夫、愚婦同的,是謂同德;與愚夫、愚婦異的,是謂異端。」

新字:或問「異端」。先生曰:「与愚夫、愚婦同的,是謂同徳;与愚夫、愚婦異的,是謂異端。」

書き下し

或るひと「異端」を問う。先生曰く、「愚夫・愚婦と同じき的は、是れ同徳と謂う。愚夫・愚婦と異なる的は、是れ異端と謂う」と。

現代語訳

ある人が「異端」について問うた。先生は「無学な男女と同じであるものを、同徳という。無学な男女と異なるものを、異端という」と言われた。

解説

特別な知識や難しい言葉を振りかざす人がいますが、本当に大切なことは、誰もが理解できる平易な言葉で語られるものです。日々の生活や仕事の中で、多くの人が「当たり前」と感じるような共通の認識や価値観からかけ離れたことを言い出したら、それは注意信号かもしれません。難解さや専門用語の多さが、必ずしも深さや正しさを意味するわけではないと、心に留めておきましょう。

この章句が説くこと

与愚夫愚婦異的是謂異端

この一句を、あなたの毎日に。

古典の教えを、今の状況に当てはめて考えてみる——師導があなたの学びと選択を支えます。

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