伝習録 / 黄省曾録
又曰:「功夫不是透得這個真機,如何得他充實光輝?若能透得時:不由你聰明知解接得來;須胸中渣滓渾化,不使有毫髮沾帶始得。」
新字:又曰:「功夫不是透得這個真機,如何得他充実光輝?若能透得時:不由你聰明知解接得来;須胸中渣滓渾化,不使有毫髪沾帯始得。」
書き下し
又た曰く、「功夫、是れ這個の真機を透り得ずんば、如何ぞ他の充実光輝なるを得んや。若し能く透り得る時は、你の聡明知解に由りて接し得来たらず。須らく胸中の渣滓、渾化して、毫髪も沾帯有らしめずして始めて得べし」と。
現代語訳
また言われた。「工夫がこの真の働きを透り抜けなければ、どうして充実して輝くことができよう。もし透り抜けられれば、それは聡明さや知解によって受け取れるものではない。胸の中の澱がすっかり溶けて、毛筋ほども残らないようにして、初めて得られる」。
解説
頭の良さでは、そこに届かない、と言います。「胸の中の澱がすっかり溶けて、毛筋ほども残らないようにして、初めて得られる」。理解の速さではなく、混じり気のなさが問われている。能力とは、まったく別の軸で測られているのです。
この章句が説くこと
不由你聡明知解接得来須胸中渣滓渾化