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伝習録 / 黄省曾録

先生曰:「良知是造化的精靈。這些精靈,生天生地,成鬼成帝,皆從此出,真是與物無對。人若復得他完完全全、無少虧欠,自不覺手舞足蹈;不知天地間更有何樂可代?」

新字:先生曰:「良知是造化的精靈。這些精靈,生天生地,成鬼成帝,皆従此出,真是与物無対。人若復得他完完全全、無少虧欠,自不覺手舞足蹈;不知天地間更有何楽可代?」

書き下し

先生曰く、「良知は是れ造化の精霊なり。這些の精霊、天を生じ地を生じ、鬼と成り帝と成る。皆な此より出づ。真に是れ物と対無し。人、若し他を復し得て完完全全、少しの虧欠も無くんば、自ら手の舞い足の踏むを覚えず。知らず、天地の間に更に何の楽しみか代うべき有らん」と。

現代語訳

先生は言われた。「良知は造化の精霊だ。この精霊が天を生み地を生み、鬼となり帝となる。みなここから出る。まことに対するものがない。人がもしこれを完全に取り戻し、少しの欠けもなければ、自ずと手が舞い足が踏むのを覚えない。天地の間に、これに代わる楽しみがあろうか」。

解説

「自ずと手が舞い足が踏むのを覚えない」。修養の到達点を、厳粛さではなく、抑えきれない喜びとして描きます。良知を完全に取り戻せば、天地の間にこれに代わる楽しみはない。苦行の果てにあるのは、我を忘れるほどの楽しみなのです。

この章句が説くこと

人若復得他完完全全無少虧欠自不覚手舞足蹈

この一句を、あなたの毎日に。

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