師導古典を学びたいすべての人に

伝習録 / 薛侃録

侃多悔。先生曰:「悔悟是去病之藥,然以改之為貴。若留滯於中,則又因藥發病。」

新字:侃多悔。先生曰:「悔悟是去病之薬,然以改之為貴。若留滞於中,則又因薬発病。」

書き下し

侃、悔ゆること多し。先生曰く、「悔悟は是れ病を去るの薬なり。然れども之を改むるを以て貴しと為す。若し中に留滞せば、則ち又た薬に因りて病を発す」と。

現代語訳

薛侃は、後悔することが多かった。先生は言った。「悔い悟ることは、病を除く薬だ。しかし改めることを貴ぶ。もし心に留め置けば、薬によって病を発することになる」。

解説

後悔は薬です。ただし、飲んだら効くのであって、抱えていては毒になる。「薬によって病を発する」。悔い続けることは、改めないことの言い訳になり得ます。悔いたら、改める。それで終わりなのです。

この章句が説くこと

悔悟是去病之薬然以改之為貴若留滞於中則又因薬発病

この一句を、あなたの毎日に。

古典の教えを、今の状況に当てはめて考えてみる——師導があなたの学びと選択を支えます。

師導で古典を学ぶ