導師導古典を学びたいすべての人に 法人向けワークシート法人向けワークシート

伝習録 / 陸澄録

「只說『明明德』而不說『親民』,便似老、佛。」

新字:「只説『明明徳』而不説『親民』,便似老、仏。」

書き下し

「只だ『明徳を明らかにす』と説きて『民に親しむ』と説かずんば、便ち老・仏に似たり」。

現代語訳

「ただ『明徳を明らかにする』とだけ言って『民に親しむ』と言わなければ、老荘や仏教に似てしまう」。

解説

自分の内なる徳を磨くことだけを追求し、社会や他者との関わりを軽視するならば、それは老荘思想や仏教の教えと変わらないと、この一節は厳しく指摘しています。陽明学の真髄は、内面の修養だけでなく、必ず「民に親しむ」、つまり他者との積極的な関わりを通して、その徳を社会に実践することにあります。自己完結に終わらず、常に外の世界へと目を向け、行動することこそが、真の学びと成長へとつながるのです。

この章句が説くこと

只説明明徳而不説親民便似老仏

関連する章句

古典の入門書『人生の教科書』の表紙

人生の答えは、ぜんぶ古典に書いてあった。

古典の入門書『人生の教科書』(PDF)と、師導の全機能1か月がセットで700円。二十四の悩みに、論語・老子・孫子から徒然草・五輪書までが答えます。

本の中身を見る
古典の入門書『人生の教科書』(PDF)+師導1か月=700円 本を見る