伝習録 / 陸澄録
「言語無序,亦足以見心之不存。」
書き下し
「言語に序無きも、亦た以て心の存せざるを見るに足る」。
現代語訳
「言葉に順序がないのも、心が保たれていないことを示すのに十分だ」。
解説
話がまとまらず、言葉が順序なく出てしまうのは、単に話し方の問題だけではありません。それは、心が落ち着いていなかったり、考えが整理されていなかったりする内面の状態を映し出していることがあります。自分の言葉の乱れに気づいた時、それは内面の乱れを点検する良い機会です。言葉を整えることは、心を整えることにもつながり、より明確な思考と行動を促すでしょう。
この章句が説くこと
言語無序亦足以見心之不存