伝習録 / 陸澄録
「蓍固是《易》,龜亦是《易》。」
新字:「蓍固是《易》,亀亦是《易》。」
書き下し
「蓍(し)は固より是れ『易』なり。亀も亦た是れ『易』なり」。
現代語訳
「筮竹はもとより『易』である。亀甲もまた『易』である」。
解説
この短い一節は、手段の違いにこだわらず、本質が同じであれば同じものだと捉える王陽明の一貫した姿勢を示しています。例えば、目標達成へのアプローチは様々ですが、どの方法を選んでも、その根底にある目的や価値観が同じであれば、本質は変わらないということです。形式や手段の違いに囚われすぎず、何が本当に重要なのか、その本質を見極めることが、物事をシンプルに理解し、柔軟に対応するために不可欠です。
この章句が説くこと
蓍固是易亀亦是易