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伝習録 / 陸澄録

「不可謂『未發之中』常人俱有。蓋體用一源,有是體即有是用,有『未發之中』,即有『發而皆中節之和』。今人未能有『發而皆中節之和』,須知是他『未發之中』亦未能全得。」

新字:「不可謂『未発之中』常人俱有。蓋体用一源,有是体即有是用,有『未発之中』,即有『発而皆中節之和』。今人未能有『発而皆中節之和』,須知是他『未発之中』亦未能全得。」

書き下し

「『未発の中』を常人俱に有りと謂うべからず。蓋し体用は一源なり。是の体有れば即ち是の用有り。『未発の中』有れば、即ち『発して皆な節に中るの和』有り。今人、未だ『発して皆な節に中るの和』有る能わず。須らく是れ他の『未発の中』も亦た未だ全くは得る能わざるを知るべし」。

現代語訳

「『未発の中』を、普通の人がみな持っていると言ってはならない。体と用は一つの源だ。この体があれば、この用がある。『未発の中』があれば、『発して皆な節に中る和』がある。今の人は『発して皆な節に中る和』を持てない。ならば、その『未発の中』もまだ完全には得ていないと知るべきだ」。

解説

本体と作用は、切り離せません。作用が現れていないなら、本体もまだ整っていない。「和がないなら、中もない」。内面が整っていると自称しても、外に現れていなければ、それは整っていないのです。行いが、内面の証拠になります。

この章句が説くこと

体用一源有是体即有是用今人未能有発而皆中節之和

この一句を、あなたの毎日に。

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